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私の知り合いの老夫婦の話

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私の知り合いの老夫婦の話

ある所に住む、いつも大変お世話になっている老夫婦から聞いたお話です。お二人の出会いや、お二人で乗り越えた激動の日々、はたまた結婚とは何かという事までお伺いしました。

 

◆お見合いよりも時代を感じる、お二人の出会い

今回書かせていただくのは、私が子供の頃からお世話になっている、もう九十歳になろうかという老夫婦のお話です。いつ出会ったのかと訊くと、なんと子供の頃からの幼馴染だと言うことでした。「今じゃあ漫画でしか訊かないよ、そんな話。」と私が言うと、おじいちゃんが「いわゆる、許婚ってやつだったんだよ」と返ってきました。
 

◆許婚の諸事情

なかなか面白そうな話だったので色々訊いたのですが、何でもおじいちゃんの家は土地持ちの農家だったそうで、まあ中々のお坊ちゃんだったんだそうです。当時のそういった家庭で最も怖いのが、血筋か絶える事だったそうで、許婚というのもポピュラーなものだったそうです。
 
しかし、やはり当人達の仲が良くないとどうにもならないので、おばあちゃん家とは交流が多かったそうです。更に言うと、小、中学校がたまたま同じだったので、おじいちゃんのご両親が校長に同じクラスにするよう頼み込んだんだそうです。ある意味、小学生から婚活していたようなもんですよ。今の人より負けず劣らずハードだったと言えますね。
 

◆おばあちゃんの気持ち

あくまでも笑い話として、「おばあちゃん、他に惚れた人とか居なかったの?」と訊くと「惚れた何だってのは、よく分からなかったんだよ。最初はね。でも、この人と暮らしていくにつれて、そういう事がどういう意味なのかってのが、結婚してから分かったんだよ。」と、熱い返答を頂きました。結婚してから惚れることもあるというのは、中々面白いですね。
 

◆激動の時代を乗り越えて

まず最初の窮地は、第二次世界大戦でした。おじいちゃんは戦争のために、ポナペ島というところに出兵したんだそうです。おばあちゃんは、息子さんと二人で帰りを待っていたんだそうでした。
 
おじいちゃん曰く、帰りたい云々よりも、どうか無事であってくれという思いが強かったそうですが、当のおばあちゃんは、「あの人は殺しても死なないだろうよ」と思っていたそうで、帰ってくることを確信していたんだそうです。女は強いですね。その思いが通じたのか、無事に帰ってきたわけですし。
 

◆二人は、結婚してよかったと思っていますか?

こういう問いをお二人に投げかけたときに、こう返ってきました。「そんなもん、死ぬまでわからんよ」と。ようは、自分が死ぬとなった時に、いろいろ振り返るであろうそのときになって初めて、結婚してよかったかどうかが分かるんだという事です。私には、少し難しい話です。
 

◆結婚とはなにか

お二人に、結婚とは何かと問いましたら、「沢山の責任を負うことだ」とおっしゃいました。おじいちゃん曰く「相手や、子供の命を背負っていくことが結婚なんだよ。重たいぞ~。」だそうで。まあ、私を怖がらせるような感じではありましたが、そういった意識という物は、男女問わずに持っているべきだと思います。
 
執 筆:上下逆さまつげ
 
合わせて読みたいコラム:さあ、婚活をはじめよう!
 

結婚って、相手に対する責任なんだろうね。きちんと将来まで責任取ること。

――木村拓哉

 

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